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花粉症の嫌な季節がやってきました


 スギ花粉の飛散ニュースが始まりました。敏感な花粉症患者の方はすでにスギ花粉が飛んでいると感じているようです。嫌な花粉症のシーズン到来です。

  スギ花粉症とは?
→ スギ花粉症はIgEという抗体によって起ります。花粉症の人はそうでない人達と比べ、血液中のIgE 抗体のレベルが高いことが分かっています。IgE抗体はマスト細胞に結合し易く、作られると直ぐにマスト細胞に結合し、抗原であるスギ花粉の飛散に備えています。スギ花粉がマスト細胞表面のIgE抗体に結合すると、マスト細胞からアレルギー反応を引き起こす物質が放出されます。アレルギー反応を引き起こす代表としてヒスタミンがあります。抗ヒスタミン薬はヒスタミンと拮抗して(競争して)ヒスタミン受容体に結合します。ヒスタミン受容体は脳内にもあるので、抗ヒスタミン薬の作用で眠くなります。IgE抗体が働くアレルギーをI型アレルギーといいます。なお、アレルギーはI型~IV型に分類されています。

  IgE抗体はどのようにして作られますか?
→ 抗体はB細胞が抗体産生細胞に分化して作られます。感染症で防御に重要なIgG抗体、インフルエンザなどの感染症は粘膜で働くIgA抗体もあります。IgG抗体も、IgA抗体も、花粉症の原因となるIgE抗体もB細胞が分化した抗体産生細胞によって作られます。
B細胞が抗体産生細胞に分化するためには、ヘルパーT細胞(Th)が作るサイトカインが必要です。IgE抗体は2型ヘルパーT細胞(Th2)が作るインターロイキン4 (IL-4)の作用により、B細胞が分化して作られます。従って、花粉症の人はIL-4を作るTh2の働きが亢進しており、IgE抗体が沢山作られるようになっています。

  Th1/Th2バランスという言葉を聞いたことがありませんか?
→ 花粉症の人は、Th1よりTh2の働きが亢進しているので、Th2の方にバランスが傾いています。Th1とTh2の働きがバランス良くなっていれば、IgE抗体が作られ難くなり、花粉症が起り難くなります。乳酸菌を始めとした多くの健康食品はこのTh1/Th2バランスを改善し、IgE抗体のレベルを低くすることを目指したものです。このためには花粉症が始まる前から摂取する必要があります。発酵ぶどう食品の摂取によりIgE抗体産生が抑制されることが動物実験で証明しています(ホームページ「花粉症などのI型アレルギー」を見て下さい)。

  花粉症のアレルギー反応はどのようにして起るのでしょうか?
→ IgE抗体が結合したマスト細胞は花粉症の症状が表れる場所に分布しています。抗原であるスギ花粉がIgE抗体に結合すると、「脱顆粒」という現象がマスト細胞に起ります。抗アレルギー薬の中には脱顆粒反応を起り難くするものがあります。また、アレルギーを引き起こす物質であるヒスタミンと拮抗する抗ヒスタミン薬もあります。一般に、アレルギー反応の制御は薬によって行われますが、健康食品でもこの作用を持つものもあります。発酵ぶどう食品FGFにもこの作用があり、マウスの実験では、抗原を投与する30分前にFGFを経口投与しておくと、アレルギー反応を抑制することができました。花粉症患者が飲んでも直ぐに効果が表れ、眠くならないので、マスト細胞の膜に作用してアレルギー反応を起り難くしていると考えています。

  発酵ぶどう食品(fermented grape foods, FGF)とは何ですか?
→  白ワインの甲州種ぶどうをご存知ですか? 古くから日本にあるぶどうの種類ですが、遥かシルクロードを経由して日本に運ばれたと伝えられています。最近、日本のワインがヨーロッパに輸出されていますが、この甲州種ぶどうを使ったものであり、中央葡萄酒(株)の「甲州 茅ガ岳」が昨年の国際ワインコンクールで銅賞を受賞しました。我社の甲州種ぶどうの果皮・種子は中央葡萄酒から入手したもので、昨年は茅ガ岳に近い穂坂・上ノ山地区、ブランド畑の菱山と鳥居平のものを入手しました。さらに、ヨーロッパの垣根栽培で甲州種の栽培を開始していますのでこれも試験的に入手しました。  
発酵ぶどう食品FGFは甲州種ぶどうの果皮・種子を微粉砕し、植物性乳酸菌を使って発酵したものです。これを凍結乾燥し、ペースト、乾燥粉末、錠剤にしたものを販売しています。日本の気候では農薬を使用していない畑はありませんので一番気になるのは残留農薬ですが、干しぶどうの基準値の100分の1以下で、殆ど検出限界以下のレベルでした。また、1日に飲んで戴く量は、生食用ぶどうにして50グラム程ですので、ぶどうとしても少量ですので全く問題がなく、安心して飲んで戴けます。勿論、急性毒性は全くありません。

自社ブランド「ぶどうファンタジー」のアンケートを実施中です。
→ 昨年、やまなし産業支援機構と連携し、「やまなし良品」を販売しているRolling-C社がアンケート調査を実施しました。本年も実施する予定でいます。また、武蔵新城駅の「ポピー薬局」でもアンケートを実施しました。
 この度、科学雑誌「Current Pharmaceutical Design」(インパクトファクター4.7) の特集号"Dietary interventions in allergic diseases".に代表取締役熊沢義雄が総説の執筆を依頼されました。花粉症の方々に「ぶどうファンタジー」の効果をテストして戴いた結果を世界に発信したいと考えています。ご協力して戴ける方は、誠に申し訳ありませんが、弊社の044-355-2211まで連絡先をファックスして戴きますようお願い致します。直ちにアンケート用紙を送らせて戴きます。

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