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NHK「あさイチ」で放送された、老化物質「AGE(エー・ジー・イー)」


  老化物質AGEsとは?

Advanced glycation end-productsの略で、日本語では「終末糖化産物」。
AGEsは糖が蛋白質に化学的に結合したもので、加齢に伴い蓄積します。
血糖値が高いとAGEsができやすい。できるのを押えるのは必要以上に血糖値を上げないことです。
そのこつとして「野菜を先に食べる」と糖がゆっくり吸収されるので、血糖値の上昇も緩やかになることも放送されました。
AGEsが溜まると、骨や血管が脆くなったり、皮膚の弾力性が低下したり、さらに視力の低下が起ります。
糖尿病ではAGEが溜まり易い。
「血糖値の上昇を抑制し、AGEsによる炎症を抑制する」ためにはどうしたら良いでしょうか? Kawaguchi, Matsumoto & Kumazawaは米国科学誌で、「糖尿病になるマウスに発酵ぶどう食品FGFを4週間、食事と共に与えると、血糖値の上昇が抑えられ、AGEsによって生じる炎症が抑制されること」を発表しています。

<実験結果1>


      対照マウス  FGF投与マウス

2型糖尿病モデル(KK-Ayマウス)に4週間、食事と共にFGFを自由摂取させた。左が対照群のマウス、右がFGF投与群のマウス。

1)血糖値:対照群の血糖値は上昇したが、FGF投与群の血糖値は上昇しなかった。

2)インスリン抵抗性を阻害するアデイポネクチン量が増加した。

結論:FGFは血糖値の増加を阻止しAGEs生成を抑制した。またアデイポネクチン量の増加によりインスリン抵抗性の導入を防ぎ、2型糖尿病になるのを阻止した


<実験結果2>

AGEsを含む血清をマウスマクロファージに作用させ、炎症性サイトカインであるTNF-alpha産生に及ぼすFGFの作用を調べた。結果:TNF-alpha産生がFGF処理により抑制された。

結論:高血糖値、または老化によってAGEsが生じても、AGEsによって誘導される炎症がFGFにより抑制された。

「日焼け」で生じるメラニンの合成や炎症もFGFは抑制します。
FGFは甲州種ぶどうの果皮・種子を微粉砕し、植物性乳酸菌で発酵させたものです。乳酸発酵によって有効成分が吸収されやすくなっています。
詳しくは「抗糖化とアンチエイジング」、「肌の老化予防」をお読みください。

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